カングーのオルタネーター交換

我が家のカングーがバッテリー上がりでエンジンが掛からなくなったと連絡が・・・。

ジャンプスターターやブースターケーブルを持って迎えに行ってエンジンは掛かったものの何か変ですface07
とりあえずそのまま自走でその日は帰宅しましたicon17

翌日、エンジンを掛けてみましたがやはりバッテリー上がりのようでエンジンが掛かりません。
予備のバッテリーに積み替えエンジンを掛けると普通に掛かるのですが異音とゴムが焼けるような臭いがface08

オルタネーターからの発電電圧を測ってみると微妙な12.4Vicon10
気になった異音と異臭はドライブベルトを外してオルタネータープーリーを手で回して原因が確定しました。
オルタネーターは見える場所にあるのですが上にはパワステポンプやエアコンの配管、下にはエアコンコンプレッサーがあり交換は一筋縄ではいきませんface07

まずは邪魔なものを外していきます。

今回は安全策で右ヘッドライトやフロントバンパーも取り外しました。

そしてパワステポンプを移動し、エアコンコンプレッサーもフリーにして配管を移動。

そこまでしてもスペースは僅かですから知恵の輪状態でオルタネーターを取り外しface07

やっと取り外したオルタネーターがこちら。

予想どおりプーリーは空転。これが発電量低下の原因でしょう。
カングーのオルタネータープーリーはダンパー機構が組み込まれているプーリーなのですがこのダンパーがゴムでできているので劣化で悪さを引き起こすんですface07

今回は時間短縮の為、オルタネーター(プーリー付き)ごと交換しました。

こちらがダンパー機構の無いプーリー。

その後は逆手順でオルタネーター組み込み、パワステポンプ&エアコンコンプレサー等を組み付けます。

最後にドライブベルトを装着して作業完了と思いきや・・・
ドライブベルトテンショナーに不具合発見face08

急遽、部品を手配して追加作業となりましたicon10

ドライブベルトテンショナーの新旧比較。

ドライブベルトテンショナーを交換しベルトを組み付けます。

最後に再度オルタネーターの発電電圧を確認し作業終了icon23

今回はパワステポンプ&エアコンコンプレッサーを取り外さない方法でオルタネーター交換したので苦労しましたが無事にカングーは復活ですface02









  


2021年09月19日 Posted by masa156 at 10:18Comments(0)商品案内作業ルノー